医療費控除

概要

  • 医療費控除の算出式は令和2年の例では、以下の通りです。
  • 一言でいうと自分の財布から10万以上、出費した場合に医療費控除が受けられます。
  • 医療保険などで補填されている場合は、差し引きしなければなりません。

準備するもの

  • 医療費控除を行う1年(1月1日~12月31日)までの以下の資料を準備します。
  • 世帯のものは全て集めます。世帯合算です。
No項目内容
1医療費の通知書医療費の明細です。
健康保険毎に明細があります。
1年分の明細でななく、9ケ月とかの明細になっていることがあるので、
不足しているものは「2.医療費の領収書」で補います。
2医療費の領収書医療費の領収書です。病院・クリックなどの領収書と薬局の領収書を用意します。
3高額医療の戻り金高額医療(月8万以上)の戻り金が通帳などに記載されていますので、準備します。
4医療保険などの支払い通知書生命保険や医療保険からお金が下りた場合、補填しなければならないので通知書を用意します。
5その他、自己負担の軽減の書類市町村の助成金など

医療費の通知書

  • 以下の通知書の例では、1年(1月1日から12月31日)まであれば良いのですが、1月1日~9月30日までの分しかありません。仕方がないので10月1日~12月31日までは医療費の領収書を使用します。
  • 明細に掲載されていない医療費が無いか確認します。私の場合は病院のリハビリ費が一切掲載されていなかったので集計します。
  • 自分で医療費の領収書から集計する場合、多くの場合、書類代は控除対象外なので税務署に聞いてみた方が良いと思います。

医療保険などの支払い通知書

入院中は、1日¥5000の保険が下りましたので、24万円が補填されました。

確定申告に持参するもの

税務署に以下を準備して、予約相談すれば確定申告の手続き方法を教えてくれます。

No項目内容
1医療費控除の明細書記入して持参します
2MyNumber確定申告する人のMyNumberを持参します。
収入が多い人で申請をあげた方が、戻り金が多くなります。
確定申告は、本人で無くともいつでもできます。
還付の期限は過去5年間です。
3振込口座番号振込先の口座の通帳を持参します。
4源泉徴収票前記「2.MyNumber」と紐づく源泉徴収票を持参します。