家事按分

家事按分

自宅を仕事場として使用する場合は、固定資産税、住宅ローンの利子、火災保険料など、住宅を保有することで発生する金額を合計し、事業使用割合をかけ、経費を算出します。以下2つに着目して具体的に見ていきましょう。

  • 生活費
  • 事業にかかった費用

住宅ローン

住宅ローンには、元金と利息があります。経費として認められるのは利息の部分です。まず按分を決めます。

  • 自宅の占有割合 : 97.70m^2
  • 6畳 :10.9443m^2
  • 按分割合 :10% (8.92% 計算し易さから10%とする)

住宅ローンの利息

  • 現在の利息部分の支払いは、¥10,000程度 ( ローンが2つで¥4,978 円 + ¥5,213 )です。
  • 返済方式が元利均等返済なので、毎月利息額が変わります。年1回くらい見直した方が無難です。
  • 毎月の事業用の経費は10000 * 10%が¥1,000です。

固定資産税

  • 年間の固定資産税は ¥46,400です。
  • 按分をかけて、毎月に直すと、(46400*10%) / 12 です
  • 毎月の事業用の経費は¥386です。少額ですが、立派な経費です。

電気料金

  • 年間を通して月に6000円~11000円程度です。
  • 月の平均では8000円程度です。
  • 日中のパソコン(2台)と部屋の電気代、冷暖房費で1/4程度の按分とします。
  • 毎月の事業用の経費は¥2000です

ガス代金

  • 毎月3000~10000円くらいで幅があります。
  • 平均すると5800円程度です。
  • ガスは、ほとんど使いません。
  • 毎月の事業用の経費は¥0です。

水道代金

  • 下水道込みで毎月6000円程度です。
  • 水は、全く使用しない訳ではないので按分として1/10とします。
  • 毎月の事業用の経費は¥600です。

通信費・電話

  • 毎月¥6,540支払っています。
  • インターネットは仕事で大半を使用ますの7割の按分で処理します。
  • 毎月の事業用の経費は、¥4,578です

まとめ

毎月の事業用経費は、¥8564です。年間で¥100,000くらいは経費とすることができます。

No項目金額
1住宅ローンの利息¥1,000
2固定資産税¥386
3電気料金¥2000
4ガス代金¥0
5水道代金¥600
6通信費・電話¥4,578(自宅の電話/インターネットの按分)
7携帯電話¥0(今のところ)
合計¥8564

青色申告会で相談してところ、仕事内容(プログラマ)して、以下の3つが認められました。

仕事の按分として固定資産税が10%、自宅の通信費が50%、自宅の光熱費が15%です。

尚、「この設定は、青色申告会の方で設定しますので、変更しないで下さい。」との事。